2015年12月7日

スティーヴ・ハケット“ジェネシス・リヴィジテッド”関連でヴォーカルを務めるナッド・シルヴァン(Nad Sylvan)の待望のソロ作!

ナッド・シルヴァン『コーティング・ザ・ウィドウ』
◎スティーヴ・ハケット(Steve Hackett)の“ジェネシス・リヴィジテッド”関連や、ロイネ・ストルト(Roine Stolt)との双頭バンドであるエージェンツ・オブ・マーシー(Agents Of Mercy)でリード・ヴォーカルを務めるナッド・シルヴァン(Nad Sylvan)のソロ・アルバムは、すべてのジェネシス・ファン必聴というべき充実作品となった。ピーター・ゲイブリエルとフィル・コリンズを足して2で割ったような声質とヴォーカル・スタイル、初期ジェネシスの寓話的世界観を現代によみがえらせた演劇的なパフォーマンス、さらにはシルヴァン自身がジェネシスの大ファンゆえにマニア目線ならではの展開をみせる楽曲や音色など、いずれもジェネシス(Genesis)再解釈の頂点と断言できるクオリティを誇っている。

リズム・セクションがハケット・バンドの同僚でリード・ギタリストにハケットやストルトを招いてはいるものの、ヴォーカルだけでなくキーボード・パートの大半を手がけたプレイヤーとしての資質の高さや、複数のセクションをキーボード・ソロで連結して22分の大曲に仕上げた④「To Turn The Other Side」など、作曲能力とプロデュース・ワークにも注目したい。全盛期ジェネシスの魂を継承する傑作。[鬼形 智/SD194]

NAD SYLVAN – Courting The Widow (Album Track)

NAD SYLVAN – Courting The Widow (Album Teaser)

Official Website:
http://www.nadsylvan.com/
Official facebook:
https://www.facebook.com/Nadsylvanartist