2016年3月3日

スティーヴン・ウィルソン(Steven Wilson)が前作の続編的アルバム『フォー・アンド・ア・ハーフ』を完成させた!

◎本誌読者には改めて強調するまでもなく今日のプログレ界で最重要人物となったスティーヴン・ウィルソン(Steven Wilson)。キング・クリムゾン(King Crimson)を始めイエス(Yes)、ジェスロ・タル(Jethro Tull)などのクラシック音源に対する深い愛情と卓越したエンジニアリング、同時に一人のアーティストとしての人気もアラン・パーソンズ(Alan Parsons)との共同プロデュース作『レイヴンは歌わない(The Raven That Refused To Sing (And Other Stories)』、前作の通算4枚目『ハンド・キャンノット・イレース(Hand. Cannot. Erase.)』等で高まってきているが、わずか1年足らずで新作の登場となった。

といっても前作のレコーディング時に作られた4曲を中心にポーキュパイン・ツリー(Porcupine Tree)のナンバーのライヴ音源をベースにスタジオ録音を加えたものなどで構成されており、前作の続編的なアルバムと言える(というわけでタイトルが『フォー・アンド・ア・ハーフ(4 1/2)』なのだ)。しかしそれでも寄せ集め的な感じはまったくせず、仕事をやればやるほどノッってくるタイプなのは間違いなく、スムースに一つのドラマを流れさせていくのはさすが。曲によって多彩なアレンジやサウンド作りも聴かせ、プログレ的に凝った音もバランス良く入っているのもおみごと。 [大鷹俊一/SD197]

Steven Wilson – 4 1/2 (quotes trailer)

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