2016年3月19日

リック・ダンコ(Rick Danko)がソロ・デビュー作『Rick Danko』(77年)リリース直後に行なったライヴ作品!

リック・ダンコ『ライヴ・アット・マイ・ファーザーズ・プレイス 1977』
◎リック・ダンコ(Rick Danko)のソロ・デビュー作『Rick Danko』(77年/※下段写真)がリリースされた直後、ニューヨークのライヴ・クラブ“マイ・ファーザーズ・プレイス”で行なわれた、いわば発表記念ライヴ(12月15日)の模様を収録した貴重なライヴ盤。そんなわけだから、リリースしたばかりのソロ・アルバムから全曲が聴けるという、本作ならではの思わぬ特典も……。

聴きものは何といっても、ザ・バンド(The Band)のヴォーカリストの中でも抜きん出た情感深いヴォーカルが特徴のリックの歌に尽きる。特に⑤「Shake It」、⑫「SipThe Wine」などのバラード系における彼の歌いっぷりは泣かせるものがある。クリスマス間近ということで、特別に披露されたであろう⑦「Christmas Must Be Tonight」なども収録されていて、ちょっと得した気分に。他では、ボビー・チャールズ(Bobby Charles)の名作⑥「Small Town Talk」が幾分ファンキーなアレンジで聴けたり、ザ・バンドの名作⑧「The Weight」をホーン入りのヴァージョンで聴けるなんていう面白さも。極め付けはラストを締めくくるザ・バンドの⑯「Stage Fright」だろうか。楽曲の良さは言うまでもないが、リックのしっぽりした情感に包まれたヴォーカルを聴くと、この曲はリックのためにあるような気になる。[増渕英紀/SD197]

Album:『Rick Danko』Arista / AB 4141 (1977)

The Band Official Website:
http://www.thebandofficial.com/
海外リリース元サイト:
http://www.floatingworldrecords.co.uk/albums/my-fathers-place/