2016年9月1日

ジャックスを率いた水橋春夫が本格始動!:アルバム『笑える才能』を携えライヴを敢行!:キノコホテル、マリアンヌ東雲との対談インタヴュー!

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◎名作「時計をとめて」「マリアンヌ」で知られる幻のグループ、ジャックスを率いた水橋春夫が本格始動する。2016年7月27日にベルウッド・レコードから最新セカンド・アルバム『笑える才能』をリリース。この『笑える才能』を携えたライヴが2016年9月29日(木)、渋谷duoMUSIC EXCHANGEにて開催される。また、この日のジョイントにはキノコホテルの出演も決定しているが、先の8月4日に行なわれた、リアンヌ東雲Vs水橋春夫インタヴュー対談を掲載いたします。

〇水橋春夫Vsマリアンヌ東雲(キノコホテル)インタヴュー対談

インタヴュー・構成:岩本晃市郎

2016年8月4日 於 夕刊フジ編集部

「時計をとめて」「マリアンヌ」らの名曲で知られるジャックスのヴォーカル兼ギタリスト水橋春夫が率いるグループと、昭和の匂いを強烈に放ちながら現代の音楽シーンに切り込んでカルト的な人気を誇るキノコホテルのジョイント・ライヴが9月29日に渋谷のライヴハウスDUOで開催されることが決定した。48年ぶりにアーティスト活動を再開した本物の伝説と、それをオマージュするようなコンセプトを持つ新鋭はどのようなステージを見せてくれるのか!! 奇しくも同じ2016年7月27日にニュー・アルバムを発表した水橋春夫とキノコホテルのマリアンヌ東雲に話を聞いた。

マリアンヌ東雲、水橋春夫

──キノコホテルの音楽性には日本の1960年代後半から70年代、つまり昭和40年代に対してのオマージュを感じる部分がありますね。

マリアンヌ東雲(以下マリアンヌ)「日 本の60年代って、人々にすごくエネルギーがあったんだと思います。当時はインターネットもない情報が少ない中で、あらゆることを直接やりとりするのが当 たり前で。だからこそいい作品がたくさん生まれたのかもしれませんし、音楽だけではなくファッションも文化も、後に残るものが既に出来上がってしまってますよね。そういうところにものすごく憧れます。私にとっては追体験でしかないものですが、60年代がパラダイスのように感じるんです」

──水橋さんは、その当時、60年代にジャックスとして音楽活動をされていましたが、マリアンヌさんの意見を聞いていかがですか?

水橋春夫(以下水橋)「彼女にとって僕は、シーラカンスが出てきたみたいなものかもしれないけど(笑)……。確かに当時は若い連中が角材を持って、国を変えるんだ、って言ってワッショイ、ワッショイやってたし、今と比べると当時の方がエネルギーはあったかもね。だから彼女が、もし、そんな時代に生きた僕から何かを感じ取ってくれると嬉しいですね。僕も彼女たちから新しい何かをもらえたらいいな、って思ってます」

──マリアンヌさんにとてってジャックスはどのようなイメージのグループでした。

マリアンヌ「当時の資料とか見たり、音源を聴いたり、また人伝に話を聞いたりする限りでは、私なんかとお話してくださるのか、気難しい方なのではないかしら?と思っていました(笑)」

水橋「そうですかねぇ。アルバムを聴いてもらえるとそんなイメージはわかないと思いますよ、ポップだし……(笑)。ま、それもしょうがないか、彼女の時代と僕の時代だと2回転半くらいしちゃってるからね(笑)」

──水橋さんはキノコホテルについてどのような感想を持ちましたか?

水橋「なんというか、彼女たちが持ってる雰囲気は、コピー(キノコホテル)とそのもと(ジャックス)、みたいな感じに思えましたね。最初聴いたときに、もう単純に良いな、って思いました。なんというか、微妙なずれ方が本当に良かった。ガリっとした感じが出てる。あの感じはすごく大事にしたほうが良いと思う」

マリアンヌ「ズレているのは単に下手くそなだけですので(笑)」

水橋「まあ、おじさんたちも生演奏はエラくズレてるから心配ないよ(笑)」

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──ジャックスには「マリアンヌ」っていう曲があって、一方で“マリアンヌ東雲”って名乗っているわけですが、そこに同じような気配というか匂いを感じますね。偶然でしょうか?

マリアンヌ「もちろんキノコホテルを始める以前からジャックスは聴いていて「マリアンヌ」も存じていました。私の名前の由来を聞かれる時にはほぼ必ずジャックスか、マリアンヌ・フェイスフルを引き合いに出されるんですけども、そうではないんです。もう、語呂というか、そういうものなんです。ある日突然頭の中に “マリアンヌ東雲(しののめ)”っていう言葉が閃いて、その瞬間から私はマリアンヌ東雲になったんですね。江東区の東雲の 出身ですか、とか聞かれますが、勿論縁もゆかりもありません(笑)。東雲という言葉には、もともと古語で明け方の空という意味がありまして。宵っ張りで朝まで起きている事が多い自分に丁度良いような気もしたんですね。」

水橋「今回のライヴは前作『考える人』と新作『笑える才能』を中心に演奏して、実はもう過去の曲を演るのはやめようと思ってたんですけど、キノコホテルとのジョイントが決まって、ヴォーカリストがマリアンヌ東雲って聞いて、急遽「マリアンヌ」をやることにしました(笑)」

──水橋さんは48年ぶりに復活されて、2015年にはファースト・アルバム『考える人』を、そして今回セカンド・アルバム『笑える才能』をリリースしました。ただしその間ずっと音楽業界にいらして、流行を見てきていたと思います。その点からするとご自身の音楽的方向性にそれほど悩まなかったのではと考えますが、いかがでしょうか?

水橋「確かにどこを切り取るかっていうのが問題で、いろいろプロデュースをやってきて、演歌も経て、最後はヒップホップまで行った。だからと言って自分のアルバムをZEEBRAに頼むわけにはいかないし(笑)。今回の作品はいろんなオマージュを込めて自分が若いときに聴いていたエヴァリー・ブラザーズなどの洋楽、そして同時期に活躍していたGS(グループ・サウンズ)に関する作品を作ろうと思いました」

──キノコホテルもニュー・アルバム『マリアンヌの革命』を発表し、9月からツアーもありますね。しかし、そのタイトルが“サロン・ド・キノコ~ゲバゲバ大革命”って、やっぱり昭和のヴァラエティ番組『ゲバゲバ90分』からですか?

マリアンヌ「まあ、ゲバゲバといえば巨泉さんですからね。先日亡くなってしまわれましたが・・・DVDでは野坂昭如さんの「マリリン・モンロー・ノーリターン」も演奏しています。何だかんだで昭和に引っ張られてしまうのはもう仕方ないですね(笑)」

──9月29日のステージに対する思いを聞かせていただければと思います。

水橋「なんか、いろんなこと、例えばこれからこんなことができるんじゃないかとか、を探ってみたいですね。キノコホテルの良いところをもっと見つけたいと思うし、僕がジャックスにいた60年代と現代の音楽シーンの接点というか、音楽として繋がっているところが絶対あると思うんです。何かができるんじゃないかって考えてます」

マリアンヌ「とにかく、今は不思議な気分です。だって、60年代の伝説的な方とご一緒させて頂くんですから。それに、元々は気まぐれで音楽を始めたような私たちの音を聴いてコメントをして下さるだなんて信じられないことですよ。父親に報告しなきゃ(笑)」

水橋「お父さんて、僕と同じくらい?」

マリアンヌ「少し上だと思います」

水橋「お母さんは?」

マリアンヌ「お母さんはもう少し下かな、でも、私の母親なので私に似て年の割には綺麗ですよ(笑)」

水橋「じゃぁ、コンサートに連れてきてよ絶対(笑)!!」

GS I Love You (Short Ver.) / 水橋春夫グループ

キノコホテル / おねだりストレンジ・ラヴ(short version.)

Official Website:
http://bellwoodrecords.co.jp/label-products/bzcs-1143/
http://kinocohotel.org/
http://duomusicexchange.com/schedule/2016/09/index.html#s0929

Official facebook:
https://www.facebook.com/水橋春夫グループ-199671683781924/

[水橋春夫グループ『笑える才能』リリースパーティ]

◎出演:水橋春夫グループ/キノコホテル
◎日程:2016年9月29日(木)
◎会場:渋谷duoMUSIC EXCHANGE
◎開場/開演:18:30 open/19:00 start
◎チケット:前売・5,800円(指定席)/3,500円(立ち見)
※共に税込、プラス1ドリンクオーダ・500円

[プレイガイド]

チケットぴあ 0575-02-9999 Pコード:305-966
ローソンチケット Lコード:77658
e+(イープラス) http://eplus.jp/

[Shibuya DUO 会場受付]

WEB・TEL予約、当日現金引き渡し
○問合せ:渋谷duoMUSIC EXCHANGE 03-5459-8716
http://duomusicexchange.com/

主催:夕刊フジ
協賛:ベルウッド・レコード
企画・制作:渋谷duoMUSIC EXCHANGE