2017年1月25日

ジェフ・ベック来日記念盤として『ラフ・アンド・レディ』SA-CDマルチ・ハイブリッド盤が世界初発売!

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◎次々と70年代の「4チャンネル」(クアドラフォニック)音源が5.1Chハイブリッドディスクでリリースされてきたジェフ・ベック(Jeff Beck)だが、その最後を飾るのが、このジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)『ラフ・アンド・レディ(Rough And Ready)』だ(1971年リリース)。今作は4チャンネル音源の復刻だけに留まらず、当時の帯、折り込みポスター、シングル盤「ゴット・ザ・フィーリング(Got The Feeling)」のジャケットまで、しっかり復刻されている。これは、もう当時を知るファンにとっては、わくわくもんだろう。

ヴァニラ・ファッジ(Vanilla Fudge)のティム・ボガート(Tim Boger)とカーマイン・アピス(Carmine Appice)と新バンドを組む予定だったベックは不慮の交通事故でリタイアを余儀なくされる(その間に二人はカクタス(Cactus)を結成)。実に2年ぶりという待望のアルバムだったが、セールス的には今一つ振るわなかった(米46位)。71年にこのファンキーな感覚は早すぎたのかも知れない。またベックのギターの最大の持ち味である“いちびり”感がぞれほど前面に出ていないのも、その一因だろう。乱暴に言えば、冒頭の2曲、「ゴット・ザ・フィーリング」と「シチュエーション(Situation)」に当時のベックが理想とした“ファンキーロック”の神髄がある。また曲によっては、同時期のデオダートにも通じるクロスオーバー感覚があり興味深い。模索感やまとまりのなさは確かにあるが、全てパイオニア故のものと解釈したい。くりかえしになるが71年の時点で既にこんなことをやってたというのはカッコよすぎる。[杉山 達]

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