2017年6月14日

老舗ニューウェイヴ~エレポップバンド、デペッシュ・モードの通算14作目となる最新作『スピリット』!

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◎石野卓球もBUCK-TICKのアッちゃんも敬愛するデペッシュ・モード(Depeche Mode)の新作。というか、「まだやってたんだ」と思った世事に疎い私。デペッシュ・モードは結成37年の老舗ニューウェイヴ~エレポップ・バンドで、スタジアムクラスの超人気バンドなんですよ、お父さん。

今作はコロンビア移籍後の第3作、通算17枚目のフル・アルバムになる。初回限定の2枚組で豪華ブックレット付き。ブックレットでは歌詞とともにハンマーを持ってカッコよくたたずむメンバーの姿が。俺はZZ TOP張りの付け髭フォトがなかなかわかってる感じでいいと思った。歌の人は、さすがにそうでもないが、他のメンバーはさすがに年齢を感じさせるルックスだ。これは俺とほとんど同年代のバンドなのでいたしかたない。そりゃ37年やってたら、当時20歳でも、還暦目前だ。

やはりというかヨーロッパの退廃をそこはかとなく感じさせるヴォーカルとこなれたサウンド、これは売れる。実際売れてる。その一方で、「ソー・マッチ・ラヴ」や「プアマン」、「フェイル」ではエレポップというか、往年のテクノポップっぽいシンセを聴かせる(ちょこっと往年のYMOさえ感じさせる)。この老いも若きも飲み込む芸風こそがそのワールドワイドな人気の秘密なのだろう。邦盤なので歌詞の対訳もしっかりついており、いつも歌詞が気になる俺にはうれしい。「フェイル」は人類の失敗(フェイル)をテーマにしたダークな内容。全体的に内省的で人類の将来を憂う歌詞が多いが、「ユー・ムーヴ」は“一晩中やろうぜ”みたいなわかりやすいセックスソング。しかし、このどこか“なんちゃって”感が漂う陰鬱さがまた彼らの魅力なのだろうと言うと穿ち過ぎか。ディスク2は、アルバムから5曲をダンスフロア対応でリミックス。勿論、カッコいい。[杉山 達]

Depeche Mode – Where’s the Revolution

Depeche Mode – Where’s the Revolution – Behind the Scenes

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